千葉県船橋市ダンスインストラクター森田歩のはてなブログ

ダンサー兼インストラクター”歩”の他愛もない独り言です。

☆上下動☆


ダンスをしてると、膝がうまく使えない人をお見かけします。

 

 

見ていて、膝壊すんじゃないかって、ヒヤヒヤしてる。

 

 

「膝柔らかく使ってー!」とはアナウンスしても、柔らかく使う意味を理解して頂かないと、この言葉は届かないよね。。。反省。。。

 

 

 

 

 

まず、自分の身体は、どんな構造をしてるか、考えてみて!

 

頭があって、胴体があって、四肢がある。

 

胴体には背骨があって、背骨は24個の小さな骨が積み重なって出来ていて、本来はしなやかに動くの。(長い1本の骨だったら、曲がらないでしょ?)

 

足の付け根(骨盤)から脚の骨が出ていて、膝が曲がって、足首が曲がって、足の指が曲がる。

 

肩の付け根から腕の骨が出ていて、肘が曲がって、手首が曲がって、手の指が曲がる。

 

 

 

 

それなのに、実際に踊ると、足が一本の棒のようにピンと固まって、膝も足首も曲がらなくなっちゃう。

 

手も然り。

 

 

 

しなやかさとは程遠い、カチコチな動き。

 

 

 

 


堅い動きだと、何が起きるか。。。

関節や骨に負担がかかる

怪我につながる。

 

 

 

 


例えばね、

「ものすごく高くジャンプしてみて!」ってお題が出たら......

 

 


貴方、今、膝を曲げて反動(助走)をつけなかった?

 

それ、普通。正常!

 

 

 


なのに、ダンスになった瞬間に助走を忘れちゃうの。

 


膝を曲げずに跳んで、高く跳べる?
跳べないよね。

 

 


着地もそう。

 

膝を曲げて、着地の衝撃を吸収しないと、踵をガツーンとついて、踵と膝に全体重の衝撃が載る。

怪我につながる。

 

 

膝をうまく使う事で、上下動が出来るんですよ☝️

 

 

 

 


ちょっと話がズレるけど、

 

重心もそう。

 

ジャンプの時、反動(助走)の時は重心のベクトルは最初は下でしょ?

 

跳ぶ時に、反動でベクトルが上に向くから、高く跳べる。

 

重心も連動してるの。

 

例えば、重たく踊る曲(くわしくは8/8投稿の記事見てw)なんかは、

全部が全部、重心のベクトルが下にいったら、日本舞踊かと思うでしょ?(決して日本舞踊をディスってるわけじゃないよ、日本舞踊(地唄舞だけどw)もちゃんと経験した者としての発言だよ)

 

 

 

 

ベクトルが下の後に、ヒュッと上に向いたりして上下動があるから、見ている人はその踊りに感動する。

 

頭の高さが全く変わらないHipHop...貴方見ていて楽しい?(ピョコピョコするのとは別)
ちゃんとUp-Down取るから面白いんですよね!

 

 

 

 

もし、重心がどこってのがわからなかったら、ベクトルはどっちを向いてるかを意識してみたらどうかしら?

 

 

ベクトルが下を向いてる時は、膝を深く曲げて、ドバーッと重心を下に、

 

ベクトルが上に向いてる時は、お腹とお尻の力をヒュッと締めて重心を上に、

 

 

 

 

そうする事で、ダンスに必要な筋肉も、コントロール出来るんではないかしら?

 

 

 


ポイントは、"ドバーッ(抜き)"と"ヒュッ(入れ)"よ☝️

 

 

 

 


膝を柔らかく、ドバーッとヒュッよwwwwwwwwwwwwwwww(←なんのこっちゃ😂)

 

 

 

 

今日も、悩める貴方のお役に立てたら嬉しいです。。。

 

 


今日も読んで下さり、ありがとうございました😊
感謝を込めて。。。
☆歩☆

 

 

 

 


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